**プロローグ**

人生は夢でなくして何だろう・・・
・・そして彼女は、子どもたちのたわいない悲しみの一つ一つを感じ取り、あどけない楽しみの一つ一つに喜びを見い出すでしょう。自身の子供時代と、楽しかった夏の 日々を思い出しながら。
(「不思議の国のアリス」結びの一文より)

 1862年7月4日の昼下がり、アイシス川へピクニックに出かけたルイス・キャロルによって即興で語られたお話が、「不思議の国のアリス」の原話となり、世界中の子どもたちに夢と希望を与え、今日までも愛され続けてきました。

"Alice" in Wonderland

 21世紀を担うべき子供たちが、今も世界中のどこかで経済的事情や環境によって教育の機会や基本的人権すら損なわれ、子供たちに平等に与えられている未来を創造するチャンスをも剥奪されています。それは同時に地球の未来に対しても危機的常態にあるとも言えます。大人たちの我儘やエゴによって子供たちの未来への夢をしぼませてしまっては、地球の未来にとってこれほど「もったいない」事はありません。20世紀の問題はRING・世界との環(つながり)を恒久化させながら、今世紀末迄の間に少しづつでも解決していかなければならないと考えます。

 地球の未来にとって無限の可能性を秘めた子供たちの壮大な夢は、常に現実の世界の延長線上にあるものであることを、そして、努力によって必ず叶えられることを、国境を越えた多くの人々の絆によって子供たちに自覚させ、大切な事、必要な物だからこそみんなで分かち合っていきたいと思う「地球市民」としての意識と行動の下に、世界との環(つながり)を実践していきたいと考えます。

 その上でこの事業に、参加する両国間のすべての人々が当事者として「21世紀への心の豊かさ」を創出する機会へと繋げていきたいと思います。
 子供たちは誰でも、「不思議の国のアリス」だから・・・